新型車・モデル更新 / Chery
奇瑞、瑶光2035とCheryMind、紫微チップを発表
奇瑞は10月20日、車載チップ、工場統合型Robotaxi、充電、V2Gを含むAI主導の技術ロードマップを発表しました。
メディア報道の整理・出典は記事末尾

主なポイント
- 奇瑞はCheryMindと紫微チップ群を瑶光2035の技術基盤として示しました。
- 専用設計・工場統合型のレベル4 Robotaxiと、急速充電およびV2Gの実演が含まれました。
- 2027年の全固体パイロットライン、2029年のV2G 2万拠点、2030年のRobotaxi 10万台は将来目標です。
報道された内容
奇瑞は10月20日に蕪湖で開催した2026年グローバル・イノベーション会議で、瑶光2035技術ロードマップを発表しました。企業発表は、物理AI向け基盤モデルCheryMindと紫微チップ群を、自動車と他用途に共通する技術基盤と位置づけています。
同発表によると、奇瑞はFalcon Pilotを使う専用設計・工場統合型のレベル4 Robotaxiを展示しました。太陽光、蓄電、メガワット級充電を組み合わせたVolt-dragon急速充電とV2G実証設備も示しました。これは企業による実演と仕様で、独立した走行・充電試験ではありません。
Sina AutoとXcarの現地記事は、紫微がC系中央演算、S系SiCパワー半導体、M系制御チップを含むと報じています。S1500の最高効率99.6%、最高動作温度200℃、5分で公称航続距離500km分を追加する設計の1.44MW充電システムという奇瑞の主張も掲載しました。試験サイクル、電池残量、量産車への搭載時期は確認されていません。
記事は400Wh/kgの全固体セルと2027年のパイロットライン計画も伝えています。奇瑞は2029年までに世界2万カ所のV2G設備、2030年までにRobotaxi 10万台の運用を目標としています。いずれも将来目標で、達成済みではありません。
編集部の解説
発表の広がりは、奇瑞が計算、エネルギー、モビリティ製品を一つの技術スタックで結ぼうとする姿勢を示します。どのシステムが、どの市場の認証済み量産車に、いくらで搭載されるかはまだ分かりません。
次に検証できる節目は、具体的な量産車、規制認可、公開された試験条件、実際の設備展開です。それまでは性能と展開数を、独立測定された顧客実績ではなく奇瑞の主張と計画として扱う必要があります。
背景と注意点
奇瑞の企業発表をSina AutoとXcarの全文記事で照合しました。将来のパイロットライン、インフラ、車両目標を完了済みの展開と区別しています。写真は奇瑞汽車提供です。
報道の出典と執筆者
Sina Auto ↗出典の公開日: